鋳造(ちゅうぞう)製法と鍛造(たんぞう)製法とは?結婚・婚約指輪にお勧めはどっち?

鋳造製法と鍛造製法
※画像はイメージです
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結婚指輪・婚約指輪を選ぶとき、デザインや価格に目が行きがちですが、その製法によって、指輪の「強度」や「着け心地」、そして「将来のメンテナンス性」が大きく変わります。

指輪の作り方は大きく分けて2つ。「鋳造(ちゅうぞう)製法」と「鍛造(たんぞう)製法」です。

それぞれの特徴を知って、お二人のライフスタイルに合う指輪を選びましょう。

鋳造(ちゅうぞう)製法とは

鋳造製法

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鋳造(ちゅうぞう)製法とは、溶かしたプラチナや金を、ロウで作った原型(型)に流し込んで固める製造方法です。

ジュエリーショップに並んでいる指輪の多く(9割以上とも言われます)は、この鋳造製法で作られています。

鋳造(ちゅうぞう)製法の特徴

鋳造(ちゅうぞう)製法では、ロウで作った原型(型)に液体を流し込むため、ウェーブ(波型)やV字、繊細な透かし彫りなど、複雑で立体的なデザインを作ることができます。

ウェーブの指輪

上の写真(↑)のように、V字デザインのリングは鋳造(ちゅうぞう)製法のリングです。

カットして溶接し直すことが可能であるため、多くの鋳造(ちゅうぞう)リングでは「サイズ直し」を比較的容易にすることができます。

また、大量生産がしやすいため、コストパフォーマンスに優れたものから高級品まで選択肢が豊富です。

ただし金属を「溶かして固める」際に、ミクロレベルの気泡(ス)が入ることがあり、強い衝撃で変形したり傷がついたりする可能性があります。

鋳造(ちゅうぞう)製法のメリット・デメリット
メリット デメリット
■複雑なデザインを作ることができる

■サイズ直しができる

■強度が少し弱い(※日常生活で問題になることはありません)

こんな方にお勧め

鋳造(ちゅうぞう)製法の指輪は、こんな方にお勧めです。

■ウェーブやひねりなど、デザイン性のある指輪が欲しい

■繊細で華奢(きゃしゃ)なデザインが好き

■将来のサイズ直しを重視したい

女性の場合、多くの方が妊娠・出産で体重の増減を経験します。そのため、サイズ直しができる鋳造(ちゅうぞう)製法の指輪はお勧めです。

私(当サイト運営者)も、妊娠で体重が増加してしまいサイズ直しをしました。しかし何度もサイズ直しをすると指輪を痛めてしまうので、サイズ直しができる回数には限界があります。

なるべくサイズ直しが必要ないサイズの指輪を、ショップの店員さんに相談して選んで下さいね。

鍛造(たんぞう)製法とは

鍛造製法

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鍛造(たんぞう)製法とは、金属の塊を叩いたり、機械で高い圧力をかけて圧縮・練り込みながらリングの形にする製法です。

「刀鍛冶」のように金属を鍛えるため、非常に密度が高くなります。

鍛造(たんぞう)製法の特徴

鍛造(たんぞう)製法では、とても強度の高いリングを作ることができます。鋳造(ちゅうぞう)製法に比べて金属の密度が高く、2倍〜数倍の硬度があると言われます。重い荷物を持っても歪みにくく、傷もつきにくいです。

また、金属の密度が高いため表面が非常に滑らかになるのが特徴で、「指通りが良い」「吸い付くような着け心地」と表現されることが多いです。手にしたときにしっかりとした重みと高級感を感じられます。

※画像引用:手作り指輪の鎌倉彫金工房

叩いて伸ばす工程上、複雑な曲線は作れません。上の写真(↑)のように、基本的に「ストレート」な形状がメインになります。

非常に硬く作られているため、切断や溶接が難しく、サイズ直しができない(または「サイズ交換」対応になる)ブランドも多いです。

鍛造(たんぞう)製法のメリット・デメリット
メリット デメリット
■金属の密度が高く、強度が強い

■表面が滑らかで着け心地が良い

■重みと高級感がある

■複雑なデザインに対応できない

■サイズ直しができない場合がある

鍛造(たんぞう)製法の指輪を購入するときには、サイズ直し(またはサイズ交換)ができるかどうかを必ず確認するようにして下さい。

サイズ直しができる鍛造(たんぞう)製法のブランド

サイズ直しが難しいと言われる鍛造(たんぞう)製法のリングですが、専門ブランドではサイズ直しに対応しています。

アフターフォローをしっかり受けるためには、専門ブランドで購入することがお勧めです。

サイズ直し対応の鍛造(たんぞう)リングブランド
ブランド サイズ直し
TANZO.(鍛造) 鍛造(たんぞう)製法のリング専門ブランド。オーダーメイド対応。

■ほとんどの指輪でサイズ直しが可能。
※素材を組み合わせたコンビ指輪は、サイズ直しができない場合あり。

札幌彫金工房 鍛造(たんぞう)製法での手作り指輪工房。一から指輪を手作りできる。

■全ての指輪のサイズ直しが可能。(※2年間無料)

鎌倉彫金工房 鍛造(たんぞう)製法での手作り指輪工房。制作費(1本あたり税込16,500円〜)+材料費でリーズナブルなのも魅力!
鎌倉本店、横浜元町店、大阪中崎店の3店舗あり。

■サイズ調整は永久保証(※有料になる場合もあり)

サイズ直しに対応していなくても、サイズ交換に対応しているブランドは多くあります。

サイズ交換は有料になることがほとんどですが、定価の20~30%などリーズナブルに新品と交換できるブランドが多いです。

こんな方にお勧め

鍛造(たんぞう)製法の指輪は、こんな方にお勧めです。

■仕事やスポーツで手を使うことが多く、丈夫さを最優先したい

■シンプルで王道なストレートのデザインが好き

■滑らかな着け心地を重視したい

堅くて頑丈な鍛造(たんぞう)製法のリングは、シンプルなデザインが好きな方や長く使い続けたい方にお勧めです。

結婚・婚約指輪にはどちらがお勧め?

以下は鋳造(ちゅうぞう)製法のリングと鍛造(たんぞう)製法のリングの比較表です。

鋳造(ちゅうぞう)リングと鍛造(たんぞう)リングの比較
特徴 鋳造(ちゅうぞう)リング 鍛造(たんぞう)リング
主なデザイン ウェーブ、S字、V字、複雑な装飾 ストレート(直線的)
強度・硬さ 一般的(強い衝撃には注意) 非常に強い(変形しにくい)
サイズ直し 可能なものが多い 難しい(不可の場合あり)
製造工程 溶かして型に流す 叩いて圧力をかける
流通量 非常に多い 少ない(専門店が多い)

鋳造(ちゅうぞう)製法のリングと鍛造(たんぞう)製法のリングには、それぞれメリットとデメリットがあります。

どちらが正解ということはありませんが、「デザインを重視したい」なら鋳造(ちゅうぞう)製法のリングがお勧めです。 指が美しく見えるウェーブデザインや、ダイヤをたくさん散りばめた華やかなデザインなどの選択肢が広がります。

一方、「耐久性を重視したい」なら鍛造(たんぞう)製法のリングがお勧めです。「家事や仕事中も着けっぱなしにしたい」という場合や、ドイツ製のリングのような「質実剛健」なモノづくりに惹かれるなら、鍛造製法が安心です。

ぜひ色々なリングの着け心地を試してみて、気に入ったものを選んで下さいね!

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