ラボグロウンダイヤモンドとは?天然との違いから「種」の秘密、最新の普及事情まで徹底解説

ラボグロウンダイヤモンド
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近年「ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamond)」という言葉を耳にすることが増えました。

「人工ダイヤモンドでしょ?」「偽物じゃないの?」と思われがちですが、実は今、ジュエリー業界で革命を起こしている注目の存在です。

この記事では、ラボグロウンダイヤモンドの正体から、その驚きの製造工程、最新の流通事情まで、分かりやすく解説します。

ラボグロウンダイヤモンドとは?

ラボグロウンダイヤモンドのイメージ

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ラボグロウンダイヤモンドは科学的・物理的・光学的に、天然ダイヤモンドと全く同じ「本物のダイヤモンド」です。ただし、その生成方法に違いがあります。

生成方法の違い
天然ダイヤモンド 地下深く、数億年の時間をかけて「地球」が作ったもの
ラボグロウン 地上の研究所(ラボ)で、最新技術を使って「人間」が育てた(グロウン)もの

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは見た目だけでなく、硬さ(モース硬度10)や光の屈折率も全く同じです。

※キュービックジルコニアなどの「模造石(偽物)」とは、成分(炭素)そのものが全く異なります。

製造方法は?「種」と「炭素」の秘密

ダイヤモンドの種

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ダイヤモンドが研究所で生まれる背景には、まるで「植物を育てる」ような緻密なプロセスがあります。

成長のガイド役「種ダイヤ(シード)」

製造のスタートには、本物のダイヤモンドを薄くスライスした「種ダイヤ」を使用します。これは、天然ダイヤモンドや、すでにラボで育った高品質なダイヤモンドから切り出されたものです。

炭素が積み重なる仕組み

この「種」を装置に入れ、材料となる炭素(メタンガスやグラファイト)を流し込みます。

すると、炭素原子が「種」の結晶構造をお手本にしてパズルのように精密に積み重なり、数週間かけて大きな原石へと成長します。

いわば、「ダイヤモンドの遺伝子」をハイテクな環境で引き継いでいるのです。

どこで作られ、誰がカットしているの?

現在、ラボグロウンダイヤモンドは世界的なネットワークを通じて私たちの手元に届いています。

主な生産地(仕入れ先)

主な生産拠点は、世界シェアの過半数を占める中国や、最新設備への投資が盛んなインド、アメリカです。

特にアメリカでは、再生可能エネルギーのみで製造する「カーボンニュートラル」な工場も注目されています。

カット(研磨)の工程

ダイヤモンドのカット

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ダイヤモンドの「輝き」を決めるカット工程は、主にインドの熟練職人の手によって行われます。

天然ダイヤモンドのカットで世界シェア9割を誇るインドの職人たちが、天然・ラボの区別なく最高峰の技術で磨き上げています。

鑑定書はある? 4Cはどうなる?

GIA鑑定書

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「本物と同じなら、鑑定書はあるの?品質は保証されているの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。

世界で最も権威のある鑑定機関「GIA」や、日本の「中央宝石研究所(CGL)」などが、ラボグロウン専用の鑑定書(グレーディングレポート)を発行しています。

評価基準「4C」は天然ダイヤモンドと同じです。全く同じ基準(カラット・カラー・クラリティ・カット)で評価されます。

ダイヤモンドの4Cとサリネ・ライトレポート
ダイヤモンドを選ぶ時の判断基準となる、「4C」と「サリネ・ライトレポート」について詳しく解説します。

本物と見分けることは出来る?

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは、肉眼での判別はプロでも不可能です。鑑定機関の特殊な装置を使って、窒素の含有量や結晶の成長痕から確実に見分けることができます。

天然ダイヤモンドとラボグロウダイヤモンドの違い

天然ダイヤモンドとラボグロウダイヤモンドの違いは以下です。

天然ダイヤモンドとラボグロウダイヤモンドの違い
比較項目 天然ダイヤモンド ラボグロウンダイヤモンド
価格 非常に高い(希少性) 天然の30%〜50%程度
環境負荷 採掘による環境破壊リスク クリーンでエコ
品質 個体差が激しい 不純物が少なく高品質
資産価値 維持されやすい 期待しにくい

メリット

天然ダイヤモンドと比較して、ラボグロウンダイヤモンドの最大のメリットはコストパフォーマンスです。

同じ予算であれば、天然ダイヤモンドよりも一回り、二回り大きなサイズの石を手に入れることができます。

デメリット

ラボグロウンダイヤモンドのデメリットは、資産価値が期待できないことです。

希少な地下資源である天然ダイヤモンドに比べて、大量生産も可能なラボグロウンダイヤモンド。その資産価値はあまり期待出来ません。

市場の現状:アメリカでは「2人に1人」が選んでいる

1954年に初めてラボグロウンダイヤモンドの製造に成功して以来、主に工業用として使われてきた技術が、2010年代に宝石としての品質を確立しました。

米国のウェディング大手サイト「The Knot」の調査(2025年版)によると、婚約指輪にラボグロウンダイヤモンドを選んだカップルは52%に達したとされています。

米国ではすでに「2人に1人」が選ぶスタンダードとなっており、日本でも急速に普及しています。

日本で人気のラボグロウンダイヤモンド・ブランド

ラボグロウンダイヤモンドは日本でも、信頼性の高いブランドでの取り扱いが急増しています。

主な取り扱いブランド
BRILLIANCE+(ブリリアンスプラス) ■カスタムオーダーの先駆者的ブランド
■環境負荷の低いダイヤを豊富に取り扱う
PRMAL(プライマル) ■エシカルな姿勢と手に取りやすい価格で人気のオンライン発ブランド
ENEY(エネイ) ■モダンなデザインと高い透明度を誇る注目のブランド
cofl by 4℃(カフル バイ ヨンドシー) ■大手ブランドならではの安心感と環境配慮を両立

ご興味のある方は、ぜひ店頭でラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違いを見比べてみて下さいね!おそらく、見分けが付かないはずです。

これからの新しい選択肢

ラボグロウンダイヤモンドは、「美しさ」「倫理的な透明性」「賢い価格」を両立させた、新しい時代の宝石です。

将来の売却価格(資産価値)よりも、「今、目の前にある最高に美しい輝きを身にまといたい」という願いを叶えてくれる、賢い選択肢と言えるでしょう。

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